【死にたい君に贈るラブレター】 昔死のうとしたことがある私から、今死のうとしている君へ。〜ショートver〜
君は魔法にかかる覚悟はあるかい?
「君が楽になる魔法」を
自殺は良くないことだっていうのが、世間一般の認識なんじゃないかな。
だからやれ自殺予防やれ自殺対策だと問題視を生んでしまっているように感じる。
わたしはそれがとてもくやしい。
なぜって、
「 人には自殺する自由が与えられていると思う。」
本気でそう思うっているから。
誰もその自由を、その権利を奪うことなんてできやしない。
本気でそう信じているんだ。
実は今、オーストラリアからこの手紙を書いてる。
距離や時間を超えてこの想いが君に届けばいいと願う。
死のうとしたことがある私にとって、自殺は最後の生きる希望だった。
もしかしたら君もそうなんじゃないかと思う。
だから、今死のうとしている君に死ぬななんて言わない。
いや、とても言えない。
なぜって、君に死ぬなということは、君から最後の希望を奪うことになるから。
だから、 だからね。
死にたいって思っていいんだ。
死にたいと思うことは決して悪いことなんかじゃない。
その「死にたい」という心からの叫び-SOS-にイエスと言っていい。
大事だからもう一度言うね。
死にたくていい。死にたくていいんだ。
そう思って当然なことが君にふりがかかったんだ。
だから、どうか君だけは君のその
「死にたい」って本気の想いにイエスといってあげていいんだ。
だって、
だって、
「◯◯したい」
どんな思いだって、君のその想い以上に尊いものなんてないから。
知ってる?
君のその想いがプレシャスだってこと。
もしも 世界を敵に回したって、
もしも君が君が君自身の
「死にたい」っていう思いににイエスが出せなくたって、
わたしは「いいんだよ」って言いたい。
何がいいかって、
君は、ここにいていいんだ。
決していなくなっていい存在なんかじゃない。
そしてありがとうって伝えたいんだ。
ここにいてくれて有難う。
こうやって手紙を読んでくれて、本当に有難う。
わたしは君がそれが、とても嬉しくて仕方ないんだ。
fin